所沢市の総合内装工事業株式会社大黒屋のNews（ニュース）

一年生は、主たる業務となるＬＧＳ・ボード工事と併行して、ＣＡＤ講習を行っています。
Ａｕｔｏ－ＣＡＤの操作はほぼマスターしつつあり、基本、実施、施工図の修正を行い、
この日は金物製作図の修正です。
赤字が課題となります。
そこに、自分なりのチェック図を描き上げてから、ＣＡＤ図面の修正に取り掛かります。
変えるべき寸法（調整しろ）、変えてはいけない寸法。の違いがわかるかな？
スケールの異なる絵が混在しているけど、彼らなら、もう乗り切れるかな？

こうして『自分用の修正原稿』を描けるようになれば、大きな前進です。

武蔵野市内にある幼稚園のお客様用くつ箱を納めさせて頂きました。
現況のスチールくつ箱の欠点を解消しました。
・味気ない。⇒元気なデザインに
・くつがどこに入っているか分からない。⇒丸い穴を空けて中の様子が見えるように
・扉の開閉の音がうるさい。⇒引き戸に
・ブーツが入らない。⇒一番下の段にブーツ用スペース、さらにブーツが倒れない形状に

扉は、塗装ではなくダイノックシートに特注印刷をしてもらい、精度と耐久性を両立させました。
扉や丸い穴のエッジも同色のダイノックシートを張ることで、横から見たときに4枚の扉が連続的な印象になります。きめ細かいお仕事をしていただきました。
ぱっと明るい、幼稚園らしい玄関になりました。
さらに見栄えがするように、次は照明を変えましょうか、と園長先生と相談中です。

家具のデザインもやっています。
設計：斉田みづき
施工：(有)協栄建設

新入社員の研修が始まりました。
①現場研修　②図面や建築の知識に関する研修
の2本立てです。

①の研修では、
・ＬＧＳ下地やボード貼り施工の実地演習
・ＬＧＳ下地やボード貼りの知識
②の研修では、
・Ａｕｔｏ-ＣＡＤ操作
・Ａｕｔｏ－ＣＡＤを使った数量拾いのテクニック
・施工図（製作図・躯体図・総合図など）の読み方、修正の仕方、作図の仕方
・建築法規の話（全内容をベースに、内装制限や防火区画に重点）
・企画設計～竣工までの流れと、その中での大黒屋の役割

何十年も続けた先の楽しさを感じて欲しいと願っています。